産業技術サービスセンター

書籍の有益な見方

現場における実務書

生産技術や施工技術は、多くの企業や研究期間の逞しい努力により新材料の開発を始め、 設計や施工法の開発・改善が進み過去には想像もつかなかったような状況になっております。 技術には明確な区分があるわけではありませんが、現場を熟知した多数の専門家の協力を 得て、教科書的なレベルではなく、あくまでも現場の実践に役立つ技術情報の提供をお願い して実務書をまとめることを心掛けております。

新しい人へ、新しいテーマへ

技術は体系的に蓄積され次の世代へと引き継がれていきますが、技術の担い手は技術者(人) であり、初級から中級そして高級技術者へと進むその境界もまた明確ではありません。 技術者(人)は、さまざまな組織に属していることから、当然新旧の交代もあり、さまざま な事情による守備範囲の交代も余儀なくされます。特定の技術に卓越した高度な技術者で あっても、別のテーマになると初心者かも知れません。したがって技術書の内容が、ある 人によってはレベルが高すぎる、またある人にとってはレベルが低い、ということもあり ますが、本書のテーマでは、その標準となる貴重な情報源であることは間違いありません。

異分野の情報がキーワード

”この本は自分の専門分野の記述が少なくて関連性が薄い……”とのご意見をよく聞きます。 ”総覧”、”事典”、”ハンドブック”の類は、ご自身の専門分野の情報を知ることもありますが、 専門外の分野がどのような状況か、を知るための重要な情報源としてとらえることが有効 な見方です。

特に開発を担当される方は、常に異分野、異業種を見回し、現場における技術情報や 施工法をできる限り広く参考にすることが重要なポイントと考えます。 異分野の事例の中には極めて重要なキーワードが隠されており、このポイントをいかに 活用するか、によって技術開発は大きく変化するものと確信しております。

新技術の開発に、また情報収集として役立てていただけることを切に願っております。

(株)産業技術サービスセンター
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